アルトラ ローンピーク7 使ってみた感想

山服・道具

 ULハイカーを目指してローカットのトレランシューズを使ってみよう!と思い立ち、アルトラローンピーク7を買って1年使ってみた感想です。

結論は「買ってよかった」

20年以上私の登山靴の常識は、足首まであって、硬くて、重い。しかし、颯爽と山を駆け抜けるトレイルランナーや身軽なULハイカーを見かけるようになり、「あんな風に身軽に山を駆け抜けたい」と思うように。そしてまずは靴を見直してみることにしました。

どんな靴がいいかいろいろ調べた結果、ゼロドロップというコンセプトや使っている人の評価が高いことなどからアルトラ ローンピークをお店で試し履きしてみることに。履いた第一印象は「軽い!ふわふわ!このまま走りたい」。同じアルトラのオリンパス5も履いてみたけど、自分の目的にはローンピークのほうがあっているかなと思いローンピークを購入。(確か、オリンパスは平坦な道のロングトレイル向きという説明を聞いたような・・・うろ覚えだけど)

購入後、最初に使ってみたのは往復2~3時間で登れる近くの里山。歩き始めるととにかく軽い、足さばきがしやすい。5本の指が自由になる感じもあって足先がとっても楽。あまりの軽さに走り出したくなる。ただ、足裏から石ころや木の根っこの形が足裏に伝わってくるし、今までの登山靴の守られている感覚とは違い、ちょっと足の置き場を間違ったり、岩などにぶつけたりするとダイレクトに足で痛い。そして下りでは足が前にずれて指先が靴の先にあたっていたいということも。(これに関しては一番上の穴まで紐を通して結ぶことで解消できました)

その後も何度か低山を歩き、徐々に標高をあげ長く歩くように。履き続けてみると、硬い靴でがっつり守られていたときより、足の置き場にも注意するようになるし、足が鍛えられている感じがする(個人的感想)。

1年間使ってみるとローカットシューズで山を歩く不安がいつの間にか消えていました。まだ重い荷物を背負って北アルプスをテント泊縦走・・・というような山行には使っていないけど、とりあえず日帰りの山ならこれでよいかも、これからもどんどん使っていきたいなーと思っています。

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