桂小場の登山口から日帰りピストンで将棋頭山へ。
このルートは木曽駒ケ岳へのクラッシックルートでもある。木曽駒ケ岳へ登る場合、現在はロープウェイを使って千畳敷まであがる方法が一般的だが、ロープウェイがないときはこのルートが使われていたらしい。今回木曽駒ケ岳にはいかないけれど、その手前にある将棋頭山で木曽駒ケ岳を眺める予定。
駐車場
中央道の小黒川PAのスマートインターを降りて15~20分くらいで登山口につく。駐車スペースは20~30台くらい。8時すぎにつくと10台くらいすでに停まっていた。平日なので余裕ある。そもそも将棋頭山はそんなにメジャーではないだろうし、木曽駒ケ岳へ行く人は基本的にロープウェイをつかうだろうから、こんなものかな。
8:25登山口出発
とても整備されたゆるやかな登りが続く。樹林帯なので眺望はないけれど危険個所もなく歩きやすい登山道だ。トレランにも向いていそう。
途中、ぶどうの泉という水場や大樽避難小屋などを通り過ぎ、胸突八丁を頑張って登る。
胸突の頭をすぎると平坦な道が少しあり、茶臼山との分岐につく。ここまでずーと樹林帯。登りやすい道ではあるけど、樹林帯が長いとちょっと飽きてくる。
茶臼山との分岐につくといきなり眺望が開け、御嶽山が目の前にドーン。ここからは絶景を眺めながらの稜線歩き。
将棋頭山へは西駒山荘へ向かわず、直登すると早い。(この直登コースは冬道?)ちょっとした岩やハイマツの間を抜けてゆく。
11:47 将棋頭山山頂
目の前には宝剣岳・木曽駒ケ岳へ続く道、遠くに北アルプス、南アルプス、ここまでがんばったご褒美のような景色を眺めながらおにぎりを食べる。
山頂の標柱が新しくなっていた。
景色を堪能したら、木曽駒方面へ少し進み、分岐で左側へ折れて西駒山荘へ。山荘は営業中、トイレも利用できるようだけど、小屋の人に声をかけたほうがいいみたいだった。
小屋から東側のちょっと小高い場所にのぼってみる。この先が将棋の頭のようだ。(山頂とは別に将棋の頭がある)伊那市方面や南アルプスの絶景が堪能できる。
12:50 西駒山荘から下山開始
絶景を十分堪能できたので、下山開始。山頂へは戻らず、西駒山荘から茶臼山分岐まで平行移動のような夏道で戻る。
茶臼山分岐からは、ただひたすら樹林帯を下って下山。
15:15 登山口到着
中央アルプスといえばロープウェイをつかって木曽駒ケ岳や宝剣岳へ登る、というイメージが強いけれど、他にも良い山がある。その中でも将棋頭山は比較的登りやすく、稜線までがんばれば絶景を楽しめるとっても良い山でした。人が少ないので静かな山歩きが好きな方にはさらにお勧め。
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